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ご自身に似合う振袖を知りたい方にはパーソナルカラー診断がおすすめ!

2023/03/27

着物マメ知識

皆さんは、ご自分にどのような色が似合うのかご存じですか。
振袖を選ぶ際には、好みの色やデザインから探す方が多くいらっしゃるかもしれませんが、自分に似合う色から選ぶことでより美しく着こなせるでしょう。
では、自分に似合う色はどのように見つけたらいいのでしょうか。
今回は、パーソナルカラーの特徴や調べ方、それぞれのタイプにあった振袖を紹介するので、ぜひ振袖選びの参考にしてみてくださいね。

 

□パーソナルカラーの特徴を紹介!

 

自分にはどのような色が似合うのか、見つけるためにはパーソナルカラーを知ることから始めてみましょう。
パーソナルカラーとは、その人の肌や瞳の色、髪の色と調和する色です。
春夏秋冬の4つに分けられており、ここからはそれぞれの特徴を紹介します!

 

*スプリングタイプ

 

スプリングタイプは、瞳や地毛の色が明るい茶色であり、全体的に透明感があることが特徴です。
桜のような小花柄やフルーツ柄、パステルカラーが多く使用された柄がよくお似合いです。
黒や濃い茶色など暗めな色であると着物が浮いてしまうこともあるため、避けた方がよいでしょう。
ただし、メイクは淡い色よりもオレンジがかったコーラルピンクが映えます。

 

*サマータイプ

 

サマータイプは、スプリングタイプと比較してやや暗めの茶色い瞳、柔らかな黒色の髪が特徴です。
はっきりとしない淡い色がお似合いで、上品な印象となります。
小物は、しっとりとしたパールがぴったり。
黒のようなはっきりとした色は、すっぴんで身に着けると顔色が悪く見えてしまうため、メイクは明るいカラーで仕上げることをおすすめします。

 

*オータムタイプ

 

オータムタイプは、深みがある黒髪、ブラウンの瞳が特徴です。
得意とするカラーは、秋のように深くてくすんだ色です。
ダークブランやキャメル、カーキなど深みのある色を身に着けることで上品でゴージャスな印象となるでしょう。
一方で、リップカラーには鮮やかなオレンジを取り入れると若々しく感じられます。

 

*ウィンタータイプ

 

ウィンタータイプは、瞳の色が青みを帯びたブラウンで、黒目と白目のコントラストがはっきりとしています。
白い冬の印象が強く、黒がとてもお似合いです!
福の柄も、大柄でくっきりとした模様であるとメリハリがあって綺麗に見えます。
曖昧な暖色よりも、印象の強いクールな色をおすすめします。

 

□イエベかブルベを診断する方法

 

先ほどパーソナルカラーの特徴について診断しましたが、その中でイエローベースとブルーベースに分かれます。
スプリングタイプとオータムタイプはイエローベース、サマータイプとウィンタータイプはブルーベース。
どちらに当てはまるのか、ご自身で診断してみてくださいね。

 

1.手首の内側を確認
手具備の内側にある、太い血管の色を見てみましょう。
血管の色が紫や青っぽい方はブルーベース、緑っぽい方はイエローベースです。

 

2.日焼けしたときの肌を確認
日焼けをしたときに、定着せずに赤くなってしまうタイプの方はブルーベースです。
一方で、日焼けをした後に肌が小麦色になる方はイエローベースです。

 

3.目のくまを確認
目の下にできる「くま」がどのような出方をしているか見てみましょう。
茶色っぽい色ならブルーベース、青みが強い色ならイエローベースです。

 

4.似合うアクセサリーの色味を確認
自宅にあるアクセサリーを身に着けてみましょう。
シルバー系の色が似合う方はブルーベース、ゴールド系が似合う方はイエローベースです。

 

ここまでで、当てはまった数の多い方がパーソナルカラーとなります。
パーソナルカラーを知って、ご自身に似合う振袖を探す際の参考にしてみてくださいね。

 

□パーソナルカラー別に似合う振袖を紹介!

 

ここからは、それぞれのタイプにどのような振袖が似合うのか紹介します。

 

・スプリングタイプ
スプリングタイプの方には、ピートピンク、アクアブルー、明るいクリーム色の振袖がおすすめです。
赤い振袖を選ぶ場合には、朱赤やオレンジレッドがおすすめ。
ただし、差し色には重い色を取り入れないようにしましょう。

 

・サマータイプ
サマータイプの方には、ピスタチオカラー、ラベンダーさわやかなパステルブルーがお似合いです。
淡い色が適しているため、パールがかった色やオフホワイトもピッタリ。
赤であれば、ストロベリーレッドのようなくすんだ色がおすすめです。

 

・オータムタイプ
モスグリーンやターコイズ、鶯色など、和モダンなコーディネートと相性ピッタリな色がおすすめ。
大人っぽくて、とてもおしゃれです。
赤い振袖であれば、えんじ色のような暗めのトーンのものがよいでしょう。

 

・ウィンタータイプ
クールな色が似合うウィンタータイプには、青や紫の振袖がおすすめ。
黒が似合うのはウィンタータイプの方だけであるため、モノトーンコーデを楽しんでみるのもよいですね。
赤い振袖を着るのであれば、はっきりとした鮮やかなものを選びましょう。

 

□まとめ

 

振袖を着るにあたり、似合う色やデザインのものを選ぶことは大切です。
ぜひ、今回ご紹介したパーソナルカラーの特徴を参考に、自分に似合う振袖を見つけてくださいね。
振袖選びでお悩みの方は、ぜひ遊楽市までご相談ください。

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