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訪問着を着る際の注意点をご存じですか?
名前は聞いたことがあるけど、どのような着物か分からない方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、訪問着についての概略と結婚式・結婚式以外で訪問着を着る際のマナーや注意点をご紹介します。
おしゃれな着こなしのポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
訪問着とは?
ここでは訪問着とはどのような着物七日についてご紹介します!
訪問着とは、絵羽模様と呼ばれる縫い目をまたいで柄を表す着物のことをいいます。
訪問着の中に伝統の文様のような古典柄と呼ばれるものから、近代的な雰囲気を醸し出す洋風のデザインのものがあります。
訪問着の素晴らしい点は年齢を限定せずに着られることでしょう。
既婚の方でも未婚の方でも関係なく着られる着物なので、着用の状況によってどのような訪問着を着るのかを選べます。
絵柄の文様や小物を選ぶことによってしっかりとしたフォーマルな印象を出すこともできます。
また、形式的な場面でない場合は少しカジュアル目な雰囲気を出すことも可能です。
状況に合わせてご利用いただける着物なので、訪問着はとても便利です!
結婚式で訪問着を着る際のマナーとは?
ここでは結婚式で訪問着ことについてとそのマナーについて解説します!
訪問着は準礼服に分類されるので、着る場所の制限がない着物です。
また胸元まで模様があるので、テーブルに着席した際にも華やかな雰囲気を出し続けられるでしょう。
ゲストが和装として訪問着を着用する場合は最も無難といえますね。
便利な訪問着ですが、結婚式で着用する際には守らなければいけないマナーがあります。
訪問着は未婚の方でも既婚の方でも着用できるのが便利な点ですが、それぞれに着付けをする際に意識するポイントが異なります。
既婚の方は派手な訪問着を避ける
既婚の方はマナーとして未婚の方よりも落ち着いた雰囲気の訪問着を着るというものがあります。
あまりにも派手な着物を着てしまうとマナー違反と思われてしまうことも。
しかし、せっかく訪問着を着るのであれば、少し華やかなおしゃれもしたいですよね。
そこで、既婚の方は帯を華やかにするのがおすすめです。
帯を華やかにすることはマナー違反ではありませんし、シンプルなデザインの訪問着に華やかな帯を結ぶことでより上品で美しい雰囲気を出せるでしょう。
また、華やかな帯を結ぶだけでなく、帯揚げを行うこともおすすめです。
帯の結び方を変えるだけでなく、結ぶ位置を変えることでおしゃれな雰囲気にしたり、周りとは異なる雰囲気を醸し出したりできます。
親族として訪問着を着る際はシンプルなものを
結婚式に参列する際の立場が親族であれば、上品に見えるということを優先しましょう。
上品に見せるためには派手な柄や色のものを着るのではなく、シンプルなデザインで淡い色のものを選ぶのがおすすめです。
これは既婚の方、未婚の方ということに関係なく共通するマナーなので、しっかりと抑えておきましょう!
帯締めなどの小物で差をつける
せっかく訪問着を着るのにマナーを気にしてシンプルなものしか着られないのは、つまらないですよね。
シンプルな訪問着を着ていても、帯締めのような小物で華やかなものを選ぶことで周囲とは異なる雰囲気を出せます。
またシンプルなデザインのものに華やかな帯締めを用いることで、より華やかさが引き立ちますし、大人っぽい、余裕のある雰囲気も出せます。
バッグや草履にも気配りを
これは派手なものを選ぶというよりは訪問着に合ったものを選ぶということが大切なポイントです。
着物のイメージとは合わないものを選んでしまうと着物と草履の雰囲気がぶつかり合って台無しになってしまうことも。
雰囲気を調和させることを大切にしましょう!
結婚以外で訪問着を着るときの注意点とは?
ここでは結婚式以外で訪問着を着る際に注意すべきポイントについて場合別にご紹介します。
1つ目は、親せきや目上の方に訪問する際です。
この場合は結婚式の場合と同様に抑えめの色を用いると良いでしょう。
淡い色の訪問着を着ることによって上品な雰囲気が出せますし、顔色が明るく見えるので、印象も良いでしょう。
2つ目は、お食事会に行く際です。
食事会に行く際には濃い目の訪問着に光沢感を持った帯を使うと雰囲気に合っているといえます。
3つ目は、夏に訪問着を着る際です。
夏に訪問着を着ると熱くなってしまいますよね。
そこでおすすめなのが絽や紗の訪問着です。
これは生地の通気性が良いので、夏でも涼しく着られるでしょう。
それでいてフォーマルな印象を忘れないので、気兼ねなく着用できますね。
まとめ
今回は訪問着とは何かについてと結婚式とそれ以外で訪問着を着る際のマナーについてご紹介しました。
訪問着はあらゆる場面で、どのような方でも着用できるのでおすすめです。
今回の記事を参考に訪問着を着用していつもの自分とは違った雰囲気の自分を味わってみませんか?