結婚式の招待客として参列する際に、覚えておきたいマナーはたくさんあります。
そこで今回は、結婚式に招待されてから当日の披露宴までのマナー、格式別や関係別の服装のマナー、小物において気を付けたいマナーについてご紹介します。
ぜひお役立てください。
結婚式に招待されてから当日の披露宴までのマナーとは?
結婚式に招待客として参列することになったら、一通りのマナーを確認してみましょう。
招待客も新郎新婦も、お互いが楽しく結婚式を迎えられるよう、結婚式に招待してもらってから当日の披露宴までのマナーをご紹介します!
1つ目に、結婚式に招待してもらえたときのマナーについてご紹介します!
まずは、招待状について。
2~3日以内に、メールやLINEではなく返信用はがきで、黒色の万年筆・サインペン・毛筆・ボールペンなどを使って返信しましょう。
当日が近づくまで参列できるか否かが分からないときでも、ハガキに記載された期日までには返信しましょう。
次は、ご祝儀について。
金額やお札の枚数は9(苦)以外の奇数で、友人や同僚へは3万円、兄弟姉妹や親戚へは5~10万円が相場です。
結婚式におけるご祝儀袋の水引(みずひき:飾り紐のこと)は、色が金銀で、種類は結び切りにし、ご祝儀の金額に合わせたものを選びましょう。
受付で、袱紗(ふくさ:ご祝儀袋を包む布のこと)から取り出し、係の方にご祝儀袋を正面に向けてからそっと両手で渡しましょう。
2つ目に、結婚式の装いのマナーについてご紹介します!
まずは、ヘアスタイルについて。
髪の短い方は、ヘアアクセサリーを駆使し、普段より華やかなヘアスタイルにしてみましょう。
髪の長い方は、カジュアルに見えてしまうダウンスタイルではなく、お団子・編み込み・ハーフアップなどのアップスタイルにしましょう。
ただ、ティアラや生花など、花嫁のヘアアクセサリーと被る可能性のあるものは避けた方が無難です。
次は、ネイルやメイクについて。
爪は長すぎず、濃く派手な色ではなく淡い色のネイルにすることで、清潔な印象にしましょう。
花嫁と被りそうなリボン柄をあしらったデザインは避け、シンプルなデザインのネイルに仕上げましょう。
メイクは、結婚式で泣いてしまってもマスカラが取れないように、ウォータープルーフのものを使うことがおすすめです。
3つ目に、披露宴でのマナーについてご紹介します!
乾杯をしたあと、2つ折りにしたナプキンを膝の上置きます。
スピーチや余興中は、食事する手を止めて、それらをじっくりと楽しみましょう。
また、バッグは椅子の背もたれと背中の間に置き、背もたれにもたれかかからず良い姿勢を保ちましょう。
格式別や関係別の服装のマナーとは?
まずは、格式別の服装をご紹介します!
正礼装について。
昼に行われる結婚式ではアフタヌーンドレスを、夜に行われる結婚式ではイブニングドレスを正礼装として着用しましょう。
アフタヌーンドレスは、マットな色合いのため上品さ漂うロングドレスで、イブニングドレスは、光沢のあるサテンやラメ生地を使った袖のないロングドレスです。
これらは、伝統のある式場や、格式の高いホテルで着用します。
準礼装について。
昼に行われる結婚式ではセミアフタヌーンドレスを、夜に行われる結婚式ではカクテルドレスを準礼装として着用しましょう。
セミアフタヌーンドレスはマットな色合いで、カクテルドレスは光沢のあるドレスですが、正礼装よりドレスの丈が短い特徴があります。
これらは、レストランやゲストハウスで着用します。
略礼装について。
略礼装は、ドレスアップをするものの、セットアップやワンピースなど、準礼装と比較してカジュアルな服装です。
これらは、二次会で着用されます。
和装について。
未婚の女性は振袖を、既婚の女性は留袖を着ましょう。
次に、関係別の服装をご紹介します!
友人代表の場合、スピーチをする際に恥をかかないよう、より一層格式やマナーに気を付けましょう。
夫婦二人で参列する場合、小物を含めて装いを揃えるのがおすすめです。
上司として参列する場合、落ち着いた雰囲気の服装にしましょう。
小物において気を付けたいマナーとは?
小物の中でも、アクセサリーやバッグに関するマナーをご紹介します!
まずは、アクセサリーについて。
毛皮・チョーカー・ハードな印象のあるシルバーアクセサリーは避けましょう。
おすすめのアクセサリーは、どのような服装にも合わせやすいパールです。
このとき、黒色ではなく白色のパールを身に付けましょう。
次に、バッグについて。
革を使ったバッグや、動物の柄が入ったバッグは、結婚式には向きません。
服装に合わせた、煌びやかな飾りがあしらわれたバッグがおすすめです。
サイズは、大きいものより小さいバッグの方が、見栄えが良いでしょう。
まとめ
この記事では、結婚式に招待されてから当日の披露宴までのマナー、格式別や関係別の服装のマナー、小物において気を付けたいマナーについてご紹介しました。
初めて結婚式の招待客として参列する場合、戸惑いがあると思います。
結婚式当日は新郎新婦を精一杯お祝いできるよう、事前にマナーを押さえておきましょう。