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着物マメ知識 COLUMN

2021年はレトロモダンな着物が流行る?着こなしのポイントと一緒に紹介します

2021/01/30

着物マメ知識

成人式をはじめとして、着物を着る機会が少なくとも何度かはありますよね。
素敵に着たい気持ちがある反面、着こなし方が分からなくて不安だとお思いの方もいらっしゃるはずです。
そこで今回は、トレンドのレトロモダンな着物に関する情報から着こなしのポイントまで詳しくご説明します。

 

 

トレンドはレトロモダン柄

 

ここ数年、流行しているのがレトロモダン柄です。
レトロモダン柄とは、その名の通り古風な懐かしさの中にも現代的な雰囲気を感じられる柄です。

 

レトロモダン柄の特徴として、まず重ね衿がよく似合うので全体的に華やかな印象を作り出せます。
どんな帯締めを合わせるかで雰囲気を変えられるため、細かい部分で理想の雰囲気により近づきやすいのも素敵なポイントですよね。
また、レトロモダン柄に合わせた大柄のバッグと草履を合わせることで、全体が締まり、まとまった印象になるでしょう。
これから先も数年はこの流行が続くと思うので、しっかりトレンドを押さえておきたい方は一度チェックすることをおすすめします。

 

 

レトロモダン柄の着こなしポイント

 

着物には、洋服と同じでその色柄に合った着こなしのポイントがあります。
せっかく流行を押さえた柄を選んだなら、きれいに着こなしたいですよね。
そこで、重要なポイントをいくつかに分けてご紹介します。

 

まずは、衿です。
お顔部分に近い衿の合わせは、しっかり胸を覆う必要があります。
合わせなければ、下にどんどんずれてしまい、だらしない印象になってしまうでしょう。
バストトップを衿で包むように深く合わせることを心がけてください。

 

次に、帯揚です。
帯揚で多いのが、動いているうちになぜか浮いてきてしまうという悩みです。
そうならないために、帯枕の紐の結び目をしっかりとおへその位置まで押し込みましょう。
押し込む際は、思っているよりも深く押し込んでも構いません。

 

そして、おはしょりです。
おはしょりがきれいにできないと、やはりだらしないイメージになってしまいます。
一番大切なポイントは、長さの調節です。
腰骨の高さでまっすぐ、そして長さの目安として帯から人差し指1本分になるように気を付けましょう。

 

最後に、裾です。
裾は引きずらない程度の長さで、思っているよりも長めに着付けを行うことをおすすめします。
草履の高さを考慮して、鏡で確認しながら調節しましょう。

 

 

まとめ

 

今回は流行りのレトロモダン柄について詳しくご説明しました。
せっかく着物を着るなら、トレンドも押さえて上品に着こなしませんか。
遊楽市では、トレンドを押さえて個性も表現できるたくさんのレトロモダン柄着物を取り揃えています。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

 

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