イエベ春の方へ！似合う着物の色からメイクまで紹介します！

皆さんは、自分のパーソナルカラーをご存じですか？
洋服よりも鮮やかな色味が使用されることの多い着物では、普段以上にパーソナルカラーを意識したカラーやデザイン選びが重要になります。
今回は、特に「イエベ春タイプ」について、その特徴と似合う着物の色、メイクについて解説します。
イエベ春さんはもちろん、自分のパーソナルカラーが分からないという方も是非参考にしてみてくださいね。

 

 

イエベ春さんは「イエローベース」と呼ばれる肌タイプの持ち主で、明るく暖かみのある雰囲気を持つのが特徴です。他にも華やかかつ可愛らしく、軽やかな印象を与える方が多いです。ここではそんなイエベ春さんの、肌、瞳、髪の3つの特徴についてご紹介します。

 

 

 

イエベ春さんは、イエローベースで黄みのある明るい肌色をしています。
どちらかというと色白で、肌にツヤ感や透明感のある方も多いでしょう。
頬や唇の血色は、「オレンジみを帯びたピンク」です。

 

 

 

イエベ春さんの瞳は、全体的に明るい「ライトブラウン」や「ヘーゼルブラウン」のような色味をしています。
ガラス玉のように透き通っていて、輝いて見える瞳を持つ方も多いです。
瞳と白目の境目がはっきりとしているのも、イエベ春さんの特徴といえます。

 

 

 

イエベ春さんは、地毛が明るめでブラウンがかっていることが多いです。
やわらかく細めの髪質や猫っ毛の髪質を持つ方も多く、艶のあるスタイリングがとてもよく似合います。
ヘアカラーをする場合は、アッシュ系よりも、黄色みを帯びたブラウンやオレンジ系、ベージュなどが合いやすいでしょう。

 

 

 

上記のような特徴を持つイエベ春さんには、どんな着物が似合うのか、ここではカラーとデザインの2つのポイントについて解説します。

 

 

 

春のお花畑を連想させるようなコーラルピンクやオレンジ、黄色、黄緑など明るくクリアな色がおすすめです。
黄色やオレンジなど明るく鮮やかなビタミンカラーを選ぶと血色が増して生き生きとした表情に見えます。
さらに、着こなしが難しいホワイトもイエベ春さんなら透明感のある印象に仕上げられます。

一方で、くすみのある色や地味な色、重苦しい色は肌色がくすんで見えたり、雰囲気が重くなってしまう可能性があるため注意が必要です。

 

 

 

明るく華やかな雰囲気が得意のイエベ春さんは、多色使いの鮮やかな振袖との相性が非常に良いです。
可憐な印象を引き出したいなら、大胆なモダン柄よりも大きすぎない柄の振袖を選ぶと良いでしょう。

かわいらしい印象になりやすいイエベ春さんですが、工夫次第で大人っぽい雰囲気を演出することも可能です。
例えば、淡いベージュ系の布地に鮮やかな色の柄が入った振袖を選ぶと、イエベ春の可愛らしさを残しつつ、キレイめな印象に仕上がるためおすすめです。

 

 

 

パーソナルカラーによって、似合うメイクは異なります。
ここではイエベ春さんの着物に合わせたメイクについて、解説します。

 

 

 

イエローベースの肌では、時にくすみを強く感じてしまう場合もあります。
そんなときには、イエロー系のコントロールカラーを用いてくすみを飛ばしましょう。
他にも、透明感を出したい方はグリーン系、血色感を出したい方はピンク系のコントロールカラーを用いるのがおすすめです。

 

 

 

イエベ春さんの肌におすすめなのは、少し黄味のあるベージュです。
肌を白く魅せたいという方は多いと思いますが、イエベ春の方が自分の肌より白いファンデーション、青味の強いファンデーションを使用するのはあまりおすすめしません。
自分の肌色に合ったファンデーションを使用することで、上手く肌悩みを隠せ、美しい肌に仕上がります。

 

 

マスクを着用することの多い現代で、最も重要になってくるのがアイメイクです。
ビタミンカラーやクリアカラーなどの彩度や明度が高い色味との相性が抜群なイエベ春さんは、振袖に合った華やかなカラーを選択しましょう。
また、アイラインやマスカラは、いつもよりしっかり濃い目のメイクを心掛けましょう。

 

 

イエベ春さんにおすすめのリップカラーは、コーラル系です。
一般的に、着物に合わせるリップカラーは濃い色が良いといわれているものの、イエベ春さんに赤系のリップはあまり肌なじみが良くありません。
アイメイクでしっかり華やかさを出し、自分の肌になじむリップでまとめると着物に合った素敵なメイクが完成します。

 

 

今回は、イエベ春タイプの特徴と似合う着物の色、メイクについて解説しました。
多くの方にとって貴重な機会となる着物着用時には、自分の良さを最大限引き出したいですよね。
イエベ春さんは今回ご紹介したカラーとデザインのポイントを参考に、自分に合った着物を選んでみてください。