成人式で振袖を着られる方は多くいらっしゃるでしょう。
振袖は選んだけど、バッグをまだ選んでいないという方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、草履バッグの種類や振袖に合うバッグの素材、振袖に合わせるバッグや草履の礼儀についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□草履バッグの種類とは?
ここでは草履バッグの種類にはどのようなものがあるのかについてご紹介します。
結論から申し上げますと、草履バッグにはフォーマルとカジュアルの2つがあります。
洋服でもフォーマルやセミフォーマル、カジュアルのような系統がありますよね。
それと同様のイメージと言ってよいでしょう。
フォーマルとは、日本語で正装のことです。
これはお呼ばれや式典のようなかしこまった場のことを示します。
フォーマルの草履バッグは訪問着や留袖のようにかしこまった場で着用する着物と合わせて使う場合が多いです。
普段着る洋服や靴で例えるならば、スーツやハイヒールのようなものと同じような類でしょう。
一方でカジュアルとは、正装とは真逆の普段着を表します。
友人や恋人と遊びに行ったり、気軽にお出かけをしたりする程度のイメージです。
着物は小紋のものや紬のようなものがカジュアルの扱いになります。
フォーマルの場合には光沢のある色味のものが多く使われるのに対して、カジュアルでは光沢が少ないマットなものが多く使われます。
□振袖に合うバッグの素材とは?
ここでは振袖に合うバッグの素材について解説します。
基本的に成人式では、振袖は略式で問題ないので、バッグの素材は問題ありません。
そのため、自分の振袖に合うバッグの素材を選びましょう!
ここでは4つの素材についてそれぞれ解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
*エナメル
エナメルはここ最近で人気が高まっている素材です。
エナメルは独特の光沢感があり、高級感を醸し出すのに最適と言えるでしょう。
成人式の振袖は華やかなものが多いのでぴったりですね。
また、エナメルの最大の強みは雨にも強い点です。
突然雨が降ってきたとしても、エナメル素材のバッグであれば水をはじいてくれるので安心ですね。
汚れが付いた場合にも簡単に落とせるのでメンテナンスも簡単です。
*布
これは和製バッグの中で、最も定番の素材です。
着物や帯の柄に合わせてコーディネートを行うことによって、高級感のあふれる印象になります。
また、布のバッグは振袖の生地とよくマッチするので、女性らしく優しい雰囲気が出しやすいですよ。
*ファー
ファーは見たことがあるけど名前は知らないという方が多いでしょう。
ファーとは、ふわふわした雰囲気のバッグで、単体でもとてもかわいらしいです。
ショールやバッグ、草履にコーディネートすることで、成人式らしいゴージャスな雰囲気を演出できますよ。
*レザー
レザーは高級な素材で、シックで落ち着いた雰囲気を出すのに最適です。
個性的な振袖を着用する方やスタイリッシュでシックな雰囲気を出したい方にはとても使いやすい素材です。
□振袖に合うバッグや草履は何が良い?
着物は種類や紋の数によって格の高さが異なります。
振袖はその中でも、最も格が高いものとされています。
未婚女性にとっては正礼装に当たるほどです。
当然、バッグや草履にも礼装用とされているものを選ぶ方が良いでしょう。
礼装用のバッグの特徴として、佐賀錦や唐織、綴織のような高級生地を使ったものやビーズやパールをあしらったものなどさまざまなものがあります。
エナメル素材のものも礼装用のバッグとして扱えますよ。
礼装用の草履は布製やエナメル性が主流になっており、金色や銀色を基調にしたものが多いです。
足をのせる台の部分は高さがあるほど格式の高さを表し、5〜6センチメートル程度のものが多いです。
基本的には礼装用の草履とバッグは、セットになっているケースが多いです。
これは草履とバッグの素材を共通のものにすることで統一感が出せるからです。
セットのもので用意しておけば、格の違いやコーディネートを心配する必要がないため、安心できますね。
成人式で振袖を着用する方の多くが普段は振袖を着用せず、慣れていない方が多いので、セットのものを利用すると良いでしょう。
ただし、注意点として、セットのものは一般的な礼装用のものよりもデザインが華やかであったり、色合いが派手なものであったりする場合が多いです。
そのため、豪華で存在感のある振袖を着る場合には合いますが、シンプルなデザインの振袖に合うかは試す必要があるでしょう。
最近の成人式では格式張らず、略式で出席される方も多いので、個性的なデザインのものを選んでも良いかもしれませんね。
□まとめ
今回は草履バッグの種類とバッグの素材、振袖に合わせるバッグや草履についてご紹介しました。
今回の記事を参考に振袖の小物選びでお困りの方はぜひ遊楽市までお気軽にご連絡ください。
お待ちしております。