卒業式は、なぜ卒業袴で出席する必要があるのか考えたことがありますか?
卒業袴を着る予定がある方に、ぜひ卒業袴を卒業式で着用する意味について知ってもらえると幸いです。
そして、卒業袴を選ぶ際の参考にして、思い出に残る卒業式を迎えましょう。
卒業袴を着る意味とは
卒業式に卒業袴を着る理由は、4つあります。
1つ目は、袴が昔からフォーマルな衣装として受け継がれているからです。
明治期に学問の場にふさわしくきちんとした女性の服装であるとして、袴が受け入れられました。
それ以降、フォーマルな式典である卒業式で、袴は礼容を兼ね備えた服装として着用されるようになりました。
2つ目が、学問との結びつきのある衣類であるからです。
明治期の女学校の制服は、袴でした。
そのため、袴には学問との結びつきがあるとされ、現在も卒業式で着用されています。
3つ目が、ファッショナブルだからです。
明治時代の女学生は、袴にブーツを合わせるというコーディネートを流行させました。
西洋と和風の文化を融合させて、ファッショナブルなコーディネートにしたのです。
このような袴ファッションが、現代も受け継がれています。
4つ目が、教員側の視点から卒業生へのはなむけの意味からです。
大切な生徒たちが巣立っていく特別な日だからこそ、普段とは違う特別な出立ちで見送るという気持ちが込められていますよ。
卒業袴を着るメリット
日本文化を感じられること
袴は、日本で明治期から受け継がれている衣装です。
そのような長い歴史が詰まったもので身を包み、一生に一度の卒業式を迎えられます。
そして、同時に日本文化も尊重できますよ!
動きやすいこと
袴は動きにくいと思われていますが、実際はとても動きやすいです。
中はロングスカートのようになっていて、着物のように歩く際に引っかかる心配がいらないからです。
着物が歩きづらかったと思われている方も、袴であれば少しは負担が軽減されるでしょう。
衣装の思い出づくりが出来る
袴を着る機会は、卒業式のような特別な日しかないでしょう。
そのような貴重な機会を作り、忘れられない思い出づくりをしましょう。
袴を着て家族写真を撮るのもすてきな記念になり良いですね。
まとめ
今回は、卒業式で卒業袴を着る意味についてご紹介しました。
日本で昔から受け継がれている伝統を尊重しながら、貴重な思い出を作りましょう。
卒業袴についてご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。