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卒業袴にはブーツが良いのか草履が良いのか解説します

2021/04/22

着物マメ知識

卒業式に袴を着たいと思っている方も多いでしょう。
そこで気になるのは卒業袴の足元のコーディネートです。
実は草履だけではなく、ブーツという選択肢もあるのです。
ここでは卒業袴にはブーツが良いのか、草履が良いのかご紹介します。
是非参考にしていただければ幸いです。

 

 

卒業袴に合わせるのはブーツ?草履?

 

卒業袴の足元のコーディネート案としては、ブーツか草履という選択肢があるでしょう。
ではどちらを選んだら良いのでしょうか。
ここではそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

 

 

ブーツのメリットとデメリットとは

 

1つ目のメリットはレトロな雰囲気にできることです。
「流行りの雰囲気にしたい!」と思っている方に特におすすめです。

 

2つ目のメリットは背が高く見えることです。
低身長で悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
ブーツであれば、袴の時も身長を盛れます。

 

ここからはデメリットを解説します。

 

1つ目のデメリットは履きにくいことです。
草履はすぐに脱ぎ履きができますが、ブーツはそう簡単には脱げません。

 

2つ目のデメリットは紐がほどけやすいことです。
袴を着ている時に紐がほどけると、結び直すのは大変です。
履物を脱ぐ機会がある方は草履の方が良いでしょう。

 

 

草履のメリットとデメリットとは

 

1つ目のメリットは上品な印象になることです。
草履は古典的で上品な印象を与えられるでしょう。

 

2つ目のメリットはどの柄にも合わせやすいことです。
ブーツはレトロな印象を出すのにはもってこいですが、何にでも合わせやすいのは草履でしょう。

 

ここからはデメリットを解説します。

 

1つ目のデメリットは足元が冷えることです。
卒業式が開催される3月はまだ寒い日が多いです。
冷え性の方には、草履はかなり足が冷えて寒いでしょう。

 

2つ目のデメリットは履き慣れないことです。
卒業式やその後の集まりで長時間立ちっぱなしなんてこともあり得ます。
その際に、履き慣れていない草履だとストレスを感じることもあるでしょう。

 

 

ブーツと草履の注意点とは?

 

ブーツを選ぶ際のコツは袴の丈を短くすることです。
ブーツを履くからと言って袴を長くすると、ブーツを脱いだ時に裾を踏む可能性があります。

 

一方で草履を選ぶ際の注意点は袴の丈を長くすることです。
袴の丈が短いと足と足袋の境目が見えてバランスが悪い印象になるでしょう。
しっかり足首が隠れる丈を選ぶことをおすすめします。

 

 

まとめ

 

今回は卒業袴でブーツを選ぶのか、草履を選ぶのかについて紹介しました。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、ご自分に合った方を選ぶことをおすすめします!

 

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