髪飾りの花の種類は多様でどの花にすれば良いか迷っている方はいませんか。
髪飾りの花の種類で与える印象も変わるので、花の特徴を知り自分にぴったりの花を選択することが大切です。
今回は、髪飾りの花の種類を解説します。
和装にふさわしい和花
和装にふさわしい和花を4つ紹介します。
1つ目は、マムです。
マムとは、花弁が放射線状に詰まっているキク科のお花です。
丸くて可愛らしい見た目をしているため、多くの方を癒やし、多くの方から愛されています。
大きさは5センチ程度と小さく、髪飾りに利用する際はいくつか組み合わせて付けると可愛いです。
選ぶ色の組み合わせによっても印象を変えられます。
2つ目は、ダリアです。
ダリアは花びらが魅力的です。
花の中心から花火のように広がり、豪華さと迫力さを兼ね備えた気品のある装いです。
一輪で迫力があるため、髪飾りのメインになることが多いです。
インパクトの残るコーディネートにしたい時におすすめです。
3つ目は、あじさいです。
あじさいは観賞用に長けています。
手のひらにのるサイズで、花びら一枚ずつにしても美しい色味をしています。
マムやダリアとも好相性で、ポイントデザインとしても使えます。
可愛らしい女性っぽさを演出できます。
4つ目は、手鞠菊です。
菊と聞くと仏花の印象を持つ方も多いでしょう。
しかし、手鞠菊は和装のシーンで利用されることが多いです。
手のひらサイズで、曲線を描きながら長く伸びた花弁は美しく映ります。
小さなマムと組み合わせ、メリハリを付けたイメージにしたい方におすすめです。
お花を使用した髪飾りをご紹介!
お花を使用した髪飾りを3つ紹介します。
1つ目は、生花です。
生のお花を使用しているため、香りを楽しめます。
成人式、結婚式、卒業式など和装を着る場面で使用されることが多いです。
2つ目は、ドライフラワーです。
生花を加工、あるいは乾燥させたドライフラワーは、花の美しさを持続させられます。
またドライフラワーには、花粉や匂いが気にならないという利点があるため、匂いに敏感な方や花粉症の方におすすめです。
3つ目は、造花です。
造花は、ワイヤーなどを材料にした人工的な花です。
人工の花であるため、みずみずしさや輝きが生花と比べ劣っていますが、事前準備がしやすいため着物とのコーディネートを考える時間を作れます。
着物を頻繁に着る方におすすめの髪飾りです。
まとめ
今回は、和装にふさわしいお花を使用した髪飾りを紹介しました。
髪飾りは生花、ドライフラワー、造花にそれぞれ違った良さがあるため、特徴やメリットを把握したうえで決めると良いでしょう。
また髪飾りの付け方や着物も工夫し、さまざまな方法で和装を楽しんでみてはいかがでしょうか。